板橋区議会議員 坂本あずまお あずまお日記

板橋区議会 議会報告会 議会基本条例 一連の議会改革について

2014 年 6 月 24 日 火曜日

5月19日、グリーンホールにて東京23区初となる議会報告会が行われました。

先月のことでだいぶ時間が経ってしまいましたが、6月16日発行の日経グローカル246号の表紙を飾ったこともあり、改めてご報告します。

 

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これは、平成23年の勉強会、24年からの特別委員会、そして25年からの議会基本条例作業部会および議会報告会検討部会と、数年にわたり続けてきた議会改革の一環で行われたものです。検討部会員が議会事務局に頼らずに会場設営から運営までを行い、進行ルールを決めて実施されました。

当日は表紙の写真のように会場に入りきれない程の方が訪れ、関心の高さを感じました。私は企画総務委員会の委員長として、企画総務委員会とは?や、2月の定例会で行われた議案・陳情の審査のうち重要なものをピックアップし、5分で説明しました。

日経グローカルに書かれているとおり、当日はどうしても担当者によって説明が長くなってしまう場面が多く、時間の制約から質疑がもの足りず、もっと上手く出来るのでは?といった印象を与えたかも知れません。

議会報告会の難しい点として、それぞれ政党や会派に所属する議員が『議会』としての公平中立性を担保した発言と説明を行わなければならない、ということがあります。また、議会側が伝えたいことと区民の側が聞きたいことにギャップがあること、一般的な用語を使用するよう努めたのにも関わらず専門用語や特殊な言い回しになってしまいがちなことからも、当日は双方が不完全燃焼だったと思います。

公平中立性の担保として自分の担当所管以外の質問に返答しない、としましたので、説明したくても答える立場にない内容で「後日ホームページで」となってしまった質問があったことは大変に残念でした。自分が主催した区政報告会ではこんなことにならないので、難しいところです。

また、5つの常任委員会と予算委員会には担当を決めていましたが、『議会』そのものに対する質問への答弁者を決めていなかったのも課題としてあがりました。

加えて、報告会後せめて1週間以内には返答を掲載すればいいのに未だ出来ていないのは、部会を開かないと決められないことや文言調整に合意がいるなど、行政が抱える問題点=スピード感がない、とまるっきり同じになってしまっています。

今後も定期的に開催するのがいいとは思いますが、今は委員長をしていないので余計に『答えたいのに答えられない』とフツフツしてしまうかもしれません。

 

せっかくなので、議会基本条例についても書きます。

私自身はたまたま企画総務委員長だったので報告の場に立ちましたが、普段は議会基本条例の作業部会に所属していて、本年度中の制定に向けて取り組んでいるところです。

正直に申し上げて、実はもともと私は板橋区議会基本条例の策定には後ろ向きでした。それは、

先進的に取り組まれてきた他自治体議会の基本条例をみると行動規範をうたう理念先行の条例が多く、それならば条例でなく憲章の方が相応しいこと。

前文には独自性やそれぞれの議会に必要な文言があっても条項はコピペに近い状態であること。

板橋区議会においては現状でも改善に向けた不断の努力が行われており、制定ありきの議会基本条例にしたくなかったこと。

などが理由でした。

あずまお後援会の納涼会でも「私は制定ありきの基本条例には反対だ!」と明言したのですが、にも関わらず当時の自民党会派幹事長から「だからこそお前が団を代表して、納得いく条例を作ってこい」とご指名頂き、今に至っています。

内容の詳細については、9月予定の議員への全員協議会もしくは本年中に目指している議案上程の際に行いたいと思います。ただ、政治信条、法規、言葉ひとつひとつの重み、意外と自民・共産の意見が合うことが多いなど、あらためて気づくことも多く、重要で価値ある条例にすべくやるからには徹底的にやるつもりです。

 

『区議会議員って、いつもなにやっているの?』という、大半の区民が感じている疑問が、私たちでなく誰もが答えられる状態にしたいと思います。