板橋区議会議員 坂本あずまお あずまお日記

6月8日 区民環境委員会

2017 年 6 月 8 日

本年度の私の常任委員会の所属は、区民環境委員会です。

板橋区議会自民党議員団では基本的に、区政課題を全般的に把握するために毎年所属の常任委員会を移動するようにしています。

 

国や都の議員なら得意分野を深堀りしていくのも大切ですが、一番身近な区議としてはまずスペシャリストよりジェネラリストで、というのが方針です。

今日は、報告事項として区ゴミ収集車の事故についてが3件、そして区立小豆沢公園のスポーツ施設の改修計画について。

議案としては、住民票や印鑑証明を発行する自動交付機を今年9月までにマイナンバー用機材に入れ替えることによる条例改正が2件でした。

小豆沢公園の改修計画は、設計図面が上がってきてコンセプトはいいものの、本当にこの図面で造成を始めると一部で相当の追加土木工事が発生するのでは?と疑念が残ります。特に崖地を含む土地なので、全体配置計画に詳細なチェックが必要と感じます。

 

自動交付機については、マイナンバーの普及が進まない(板橋区では現在約10%)のは、とにかく国の自民党の取り組みがあまく基礎的自治体に負担と迷惑ばかりがかかるザル法だ、本来国費ですべてまかなうべき政策をいくら法定受託事務とは言え、基礎的自治体に負担と業務を押し付けすぎているのは、まさに国の自民党の怠惰だ。と何度も強調をしました。

さすがに共産党議員からも「そこまで言っていいの?」と尋ねられましたが、事実と思っていますから発言は間違っていません。

 

これから、東京エクセレンスの総会。これについては、また明日以降に。

幹事長日記1 5月23日〜6月7日

2017 年 6 月 7 日

先月5月23日に、板橋区議会自由民主党議員団の幹事長および議会運営委員長を拝命致しました。

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これまでは先輩議員に頼り、自由に(わがままとか、リーサルウェポンとか、抜き身で刀を振り回すとか、色々な言われ方もしておりますが)議会活動をして参りましたが、会派の代表となった上では、自由闊達なエネルギーを減らすことなく会派全員の意見を尊重しながら自民党を”いちばん身近な政策集団”としてまとめていきたいと思っています。

 

 

5月24日(水)

新宿区にある、東京都の子供家庭総合センターに会派で視察に行く。

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これまで東京都の業務であった児童相談機能を今後は板橋区が担うと区長から公表されたことから、その現場を有志で調査したもの。

センターの業務は委託ではなく都職員が行っており、24時間365日対応しなければならない。この業務負担と職員育成、児童福祉司の確保は急務というより、すでに囲い込みが始まっている競争状態だそう。

当然、なにより苦しむ子供やケアが必要な家族に対しての政策だが、そのソフト面の充実の難しさ、国有地買収を含む施設建設の費用を含め、軽々に手を挙げることを憚るほど覚悟のいる施策。その決意が現場からは感じるものの上層部からはまだ伝わってこない。ここに不安が残るというのが、私を含む会派の大半の意見。

 

5月26日

初の幹事長会と議会運営委員会理事会および委員会。粛々と進める。

続いて赤塚庁舎に移動して、農業委員会。任期中あと2回の農業委員会だが、私自身農家の家の生まれであるにせよ、都市農業の法的な部分についてここまで携わることができたことに感謝しているし、具体的な行動を起こす責任も感じている。今年12月には区内で大きな農業イベントが予定されている、そこになにか楔を打てるかどうか。私の仕事は?拡散力?他自治体との人脈?

 

5月27日

IMG_6103私の個人的なライフワークのわんぱく相撲板橋区大会。現役JCとしては残り2回、区立小学校の運動会が16校も重なってしまったのに393名の児童参加者はありがたい。文化として根付いてくれているよう。委員長・実行委員長・私で食べた締めのカレーでようやくホッとした。

また、この日は都連青年部の副幹事長を務めてもらっている沢田ひろかずの都議選挑戦に向けた総決起大会。出席できなくてすまぬ、がんばれ。

 

5月28日

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板橋区選出の都議会議員、河野ゆうき都議の必勝祈願会。寺の太鼓が祈願というより野外ライブのドラム?で16ビート刻んでいた。仏教の世界は広大だ。河野ゆうき必勝。

 

5月29日

議案説明会。その後の団会議や打ち合わせや面会や、区役所にいればいるほど用件が増える。あっという間に商店街連合会の総会懇親会の時間、その後の博文会総会。総会に来てくれていた調布の三島さんと満腹に。

 

5月30日

区役所で作業、ただでさえ地元より役所業務に比重を置きがちだった仕事のスタイルが余計に区役所になってしまう。それでも応援してくれる地元の方々には、電話で済ませてしまいいつもごめんなさいと、ほんとに思ってます。

夕方、観光協会総会。隣の席の区長と幹事長になってからちゃんと話すのは初めて?住まいも家系もご近所すぎるが故に徹底して個人的な距離を置こうと務めているので、共通の話題は時計やDucatiなど。これに釣りが入ったらいつもの話題3本柱。

その後の別メンバーでの会食は、満願。

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6月1日

午後、1時間弱のざっくばらんな本音の打ち合わせで、充実した内容。

夕方からは、azumao.tokyo含む、同志仲間との勉強会。学術的にも政治的にもここ最近の一番な刺激。

 

6月3日

赤塚二中、赤塚小の運動会、青少年健全育成成増地区委員会の親子ふれあいフェスタと人形劇、に顔を出してから、遊説。その後、ガールスカウト総会。

 

6月5日、6日

本会議、一般質問。自民党からは、間中りんぺい議員、中村とらあき議員、佐々木としたか議員、の3名。

1期生の間中議員の質問の中で、東京エクセレンスと成増団地に関する質問があった。

が、発言の中で「事実と異なる」として発言の一部取り消しをすることになってしまう。立場的には同僚議員を徹底的に守らなければならないが、幹事長として私が発言の取り消しを決めた。彼は、悪くない。というか悪い発言など一切していない。

夢のある提案、素直な発言、ストレートな想いをぶつけられない一般質問や議会の状況が、議会と役所との関係の一部にはびこっている。急いてことを仕損じることはしない、ただ私はそこを変えるつもり。

 

6月7日

団会議と政調会。今日1日でスケジュール2本も時間を間違える。事務能力の劇的な向上をはかるにはどうしたらよいものか。

明日から第2回定例会の委員会質疑が始まる。陳情、いろいろある。議案、ほどほどにある。報告事項、どんどんと問題がでる。明日明後日の常任委員会で対応。自民党は層が厚い、大丈夫。

政調。11年目にしてようやくここまで、という状態がなんとか垣間見れた。「私らしい」と信頼ある同僚からは言ってもらえたが、気を抜いて舐めたら潰される。常に視野は360度、集音マイク全開、客観私感織り交ぜて。偶然に感謝で。

偶然マターで、一つ素敵なことが出来そう。感謝。

明日の常任委員会の準備、議会事務局の下準備には本当に頭がさがる。これまでどの議員よりもよく把握いたつもりではいたが、それを遥かに超えて努力してくれている。明日はよろしく。

 

千代田区長選報道に思う、国政・都政・区政のあるべき姿〜増田氏の政策を振り返る

2017 年 2 月 3 日

2月3日現在、都心の千代田区では区長選挙が行われています。

4期16年区長を務めた75歳の現職候補者か、40代の候補者2名かの選挙です。
千代田区民の有権者の皆様にはぜひとも「23区の政治経済文化全体をひっぱる東京の中心地」として、最適な候補者をお選びいただきたいと思います。少なくとも現職はありえません。
さて、今回の千代田区長選挙は明らかに昨年夏の東京都知事選挙の流れをひきずっています。
中からも外からも、そう感じられていると思います。先日もまた経済学者の先輩から、「自民党として地方議員として増田寛也を応援した意味を説明しろ」と言われました。
それほどに、自民党東京都連や私のような自民党議員がこぞって増田寛也さんを支援したことが尾を引いているようです。
あらためて、都政と区政の現状から見る増田氏支援の理由を振り返り総括したいと思います。

増田氏の政策 東京一極集中と富の再分配

まずは増田氏の政策について整理します。
東京23区内であがる税収(都税)を23区内に留めることは受益者負担の原則からすれば当然です。
ですが日本国全体の発展と福祉の充実を考えた場合に、税収(国税)の集中する23区内の利益を如何に国全体でパレート最適化するかということが長年の議論であったことは周知の事実です。
少子高齢化の進む中、社人研ベースよりさらに具体的に地域ごとの人口推計を追うことで、日本国全体のより詳細な少子高齢化対策と将来にわたる国土の発展、そしてパレート最適をもたらす政策を提言したのが増田氏を中心とする日本創成会議でした。
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 選挙対策として、東京の富を東京都民のみに分配し集中させると言えば、有権者である都民の支持を得るのは簡単だったでしょう。しかし、東京一極集中化か富の再分配化かを学識の最前線で語ってきた増田氏だからこそ、東京都民の利益を新たに創造するイノベーションをおこすこと、そして日本国全体を牽引する政治・経済・文化のリーダーシップを発揮すること、この双方のバランスを鑑みながら最適な政策を打てる。そう確信したからこその支援でした。

都民ファーストと言います。しかしそれは日本国全体の今と将来にどれほどの利益をもたらすのでしょうか。

千代田区ファーストと言います。しかしそれは東京23区と東京都全体の今と将来にどれほどの利益をもたらすのでしょうか。

法人住民税の一部国税化は当然東京都としては反対をし、区長会、区議会議長会でも国に対して意見書をあげていたと思います。
その上で、具体的エビデンスに基づく富の集中と分配の最適値、首都東京としての日本国・日本国民全体の発展に対する責務、長年にわたり議論されてきた都区制度改革への対応。東京都のトップには、これら極めて難しい政策判断を行う知識が求められます。
規模の経済により東京への一極集中による経済発展は日本国全体にとって有益です。しかし税制の配分による地方の社会保障と最低限持続可能な支援そして創造力を墜えさせない程度の地方支援は必要です。
ラスト1マイルの議論が地方都市の存在そのものにも適用されるのであれば、私は現状(あくまで現状、です)では分配による支援が必要だと考えています。

総括

昨年の都知事選の選挙期間中にはこの議論がほとんど行われず、劇場型選挙となったことは至極残念なことでした。政治はドラマではありません。都市にドラマトゥルギーはあっても、政治はその舞台のコンダクターか演出家であってアクターではありません。
派手な立ち回りでワイドショーのネタにはならなくとも、確実にエビデンスに基づく議論ができる。そしてお会いして心底人間性に惚れてこの人を応援したいと思った候補者、だからこその増田寛也さんでした。後悔はまったくありませんし、またこの富の再分配に関する議論は続けていくべきと感じています。

東京、焼け野原

東京が、政治の存在が、いま焼け野原になっていっている。そんな気がします。
落とし所がないまま、絶対に欠かしてはいけない物事の着地点を無視したまま、他人事のように進んでいってしまっている。豊洲新市場移転も、環状2号線建設も、都区税調も、オリンピック組織委員会も、マスメディアも。
焼け野原の東京。しかし戦後の復興の中で当時の青年世代は「新日本の再建は青年の仕事である」と掲げ団体設立をした、東京青年会議所もあります。
今こそ改めて、焼け尽くすワイドショーの炎にも負けない、しっかりとした意見と政治の矜持を指し示す覚悟です。

板橋の地野菜 

2016 年 10 月 2 日

今年おそらく最後のゴーヤの収穫。

自宅の緑のカーテンで穫れたこのゴーヤと、人参やきゅうりを一緒にピクルスにしてみました。

美味しいですよ!とっても。

 

IMG_1001レシピは簡単。

自宅にあるお酢、昨晩飲み残したワイン、お水、砂糖と塩とマジックペッパーをドバッと。ローリエ。にんにく。

このへんをざっと混ぜて一煮立ちさせて、自宅で獲れた無農薬野菜を瓶に漬け込むだけ。

 

ヘルシーです。

 

 

「江戸の台所」として食料供給を支えていた東京周辺区では、江戸東京野菜を地域振興のひとつに活用しようとしているところが多くあります。

志村みの早生大根小松菜や練馬大根の生産はもうすでに農産業として確立しているし、「三里四方の野菜を食え」の通り、ずっと身近な場所で栽培する野菜を食べることは大切だと思います。

 

さて、板橋区の野菜として栽培を続けている「志村みの早生大根」。

JA東京あおばが中心に復活に向けて取り組んでますが、なかなか簡単に都市農業振興の中心に据えるのは難しく、天候に左右されない安定した栽培方法、サイズや形の安定、生産量の増加など、越えるべきハードルはたくさん残っています。

 

私は、「早生で小さくて辛くて作るの難しくて保存がきかない」(字面にするとひどいですね)志村みの早生大根は、和物の漬け方より、ピクルスにより合うと思っています。

 

 

 

今は時期的に収穫前ですが、特性に合わせた使い方を見つけ出すのも、大切なストーリーかと思います。

美味しい野菜を美味しく食べよう!

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区政の見える化、情報の見える化を目指して 〜 例:予算要望会(いわゆる陳情)からの政策立案はどうしてるの?

2016 年 8 月 13 日

ずっとテーマとして追い続けている「見える化」。

政治って、議員って、なんとなくいるけれどよく分からない。よく見えない。

それだけでなくって、世の中の大事なことって何となく気づいてはいるけれど、一番大切な潮目や変化が「見えず」に、見逃してしまう。

議会でも政治でも選挙でも、もっと言えば出会いでも別れでも、肌で感じられていた潮目を見逃してしまったら後悔のかたまりになってしまう。

 

だから、政治の”見える化”とは、「日常の業務を発信していくこと」「一目でわかるビジュアル品を用意すること」「スマホやタブレットに情報を届けること。」このあたりが今の時代のキーなのかなと思う。

以下は、少し長いけれど、区議の現場ってどうなっているのかの実録を。

 

 

先日、自民党の板橋区議団で区内各種団体からの予算要望調査会が二日間にわたって開催された。

毎年行われているものだけれど、今年は私自身が政調会長という役回りもあり、一応の取り仕切り役。けれど選挙明け直後に開催予定にしていたということもあり、区議団の仲間におんぶに抱っこのしつらえ(本当に、自民党区議団の仲間の皆様、ごめんなさい)の中、 数十の様々な団体さんが、それぞれ抱えられている困り事や悩み相談、陳情や要望をぶつけに来てくださった。

 

ここで、単なる陳情受付屋の権力ブラックボックス(なにか、聞いたことありますね)でなく、どうやって政策として繋げていっているのかを一つ例示してみたい。

まず私が担当した薬剤師連盟さんからは、大規模災害発災時の協力体制を構築しておきたい。そのための連絡ツールを平時から整えておけないものか。という意見が寄せられた。区としては災害時の支援協力団体の登録は進めているけれど具体性に乏しいのが現実、確かに承った。

続いて歯科医師連盟さんからは、区民の歯科定期検診をもっと増やして未病:口腔内の除菌がすすむと内臓疾患が減少するというエビデンスをもっと広めて、区民の健康増進に寄与したい、そのために、検診の助成金とアナウンスに協力してほしいとのこと。ここで私がいつもいうのは、「歯医者に行くことそもそも怖いし、痛くないのに行かないよ。それにどこの歯医者でどんな定期検診をしてくれるのか、どこにいい歯医者があるのか、ネットの口コミだけしか探すあてがないから、困ってるのよ、区民は」と。だから逆にこちらからは歯科医師会さんが持っているデータを提供してくれれば、摂食・嚥下医療資源マップを活用して、あずまっぷ、作りますよ。と。

そして、肢体不自由児父母の会さんからは、発災時において、重度身体障害者のお子さんや大人は身の安全を守ることも避難場所に行くことも難しく、電源の確保も考えなければならない。民生委員さんが担当して安全かどうかの確認をしてくれるのだけれど、実際には民生委員さん一人で何十人も担当をしている上では、なにか解決方法はないものか、との相談を受けた。

もともと私としては、東京都マターの民生委員さんではあるけれど、民生とケアマネ、介護士、また訪問看護や介護の従事者はみな必ずタブレットを持って患者:顧客データを管理していかなければいけない。それは情報の蓄積にしても正確性としても時間と負担の軽減としても、もはや導入していないことの方が考えられない。そのためのハードとソフトの整備を早急に!と訴えつづけていた。

 

そこで、これらの話すべてを総合させて、どこが管理者権限を持つかは別にして、区がすでに用いている災害時緊急安否確認メールシステムを転用しつつ、その安否情報をタブレットの地図上で目視でき、要援護者側から返答のないポイントへ医療側がトリアージで確認と救出へ向かう、これくらいなら区の行政レベルでそこまで費用かけずに数年以内に構築可能なのでは?と立案のプロセスを一考。

で、各団体へ逆にどこまで協力していただけるかその場でこちらから伺い、ソフト・ハードの整備費用と人材確保含めて固まり次第ご連絡する、という事ですすめている。

この一例は、健康福祉委員会の分野に関するやりとりの一部ではあるけれど、陳情を受けても聞きっぱなし、ということはまずない。

 

 

 

とみに最近『利権の権化:自民党への陳情』みたいな、根拠のない悪代官の口利きテイストがマスコミを賑わしているので、ありもしないことを疑われる前に、これからは自民党として、板橋区議会自由民主党議員団政調会として、活動の見える化と、政策立案のプロセスをよりビジュアル化していくことに努める所存です。

伝統文化 継承されるもの、消えゆくもの ”消滅文化”に直面する当事者として

2016 年 4 月 24 日
毎年、私は地元神社での神楽舞・獅子舞奉納で年越しと新年を迎えます。
また、1月3日には恒例の『町内回り』(獅子舞、おかめひょっとこ、大黒天などが家々のお座敷に上がり新年を祝って回ること)に出ます。毎年15軒ほどでしたが、それでも朝から日の入り過ぎまでかかります。
今年6月には、『里神楽の夕べ』という舞台を行わせていただきます。板橋区教育委員会との共催として郷土芸能の発表の場をなんとか確保し、地域に暮らす方にその存在を知ってもらうべく2年に一度開催しています。
板橋区内には、他にも成増や徳丸、大谷口地区に伝統的な『町内回り』が存続していますし、都内にもまだまだ多くの地域で行われている伝統行事です。
皆さんから「素晴らしい」「続けて欲しい」というありがたい言葉を頂戴するのですが、当事者が直面している”文化の継承”というのは、易しいものではありません。言葉は悪いですが「目前で死にゆく希少動物の、出来る限り多くのDNAを冷凍保存して、寿命が全うするのをただ待つ」状況に似ています。
板橋区の郷土芸能を体系的に見ると、
お囃子のみ
お囃子と獅子舞
お囃子と獅子舞と、もどき、恵比寿大黒の福徳の舞程度
上記+神楽舞
と、各団体に特徴があります。さらに、獅子舞には直立して太鼓を持って舞う獅子(徳丸北野神社や諏訪神社の田遊び、北方系の流れ?カラスなどの綺麗な羽根を頭部につけるのが特徴)と、江戸流相模流などの、唐草模様の布をつけた金頭・赤頭の腰を曲げて舞う獅子(擬人的な舞でなく、ネコ科の動きをする)ものに分かれます。
(実はこの、北方南方東西南北さまざまな神事が地域の神社に結びついているのが板橋・戸田地域の特徴なのですが、これはまた別の機会に。)
が、武蔵の国北豊島郡赤塚村大字成増の獅子舞当事者としては『死にゆく伝統文化』のDNAをいかに冷凍保存して、後継者のいなくなった終末を迎えるか。が、今抱えている大きなテーマです。
100年200年の継続では、郷土芸能はいつでも消滅し得るのです。「魅力なき文化は世から去れ」「創造と破壊に耐えない芸事は消えよ」「ビジネスにならないコンテンツはいらない」。私自身がいつも自分への投げかけも含め、議会で言っています。
しかし、そのために必死で動いています。
世の中は欲望の塊で、みな欲張りです。
例えばお隣豊島区では文化創造都市として、ユネスコの未来遺産やcrative cityとしてにしすがも創造舎、池袋モンパルナスや劇場の設置など、素晴らしい取り組みが行われています。私は世界的なcreative cityの動きがとても好きです。
しかしここに、金儲けと欲望と私利私欲を狙ってくる人間は当然多いのでしょう。豊島区さんがとは決して言いませんが議員さんや関係者さんには色々な話が来てしまうかもしれませんし、議会行政自体も、やれアニメやら、やれマンガやら、目先の人参に踊らされることもあるのでしょう。
目先に転がるコンテンツや儲け話と、生まれ育った土地のDNAに響く郷土文化と。
両方好きで、両方大切で、結構。それが大事。
しかし真実、”文化”としての格を持ち、徳を与え、一生涯その人の人生に喜びと魂鳴をまき起こす「声」を私は発していきたい。

公開から活用へ。活用するための基盤整備と取り組み。『摂食嚥下』について。

2015 年 9 月 21 日

さて、板橋区では『オープンデータ』と銘打って、行政データを順次ダウンロード出来るかたちで公開しています。

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で、ここにアップしてあるデータを一度、地図に落として見える形にしてみたのが、下の図。あずまっぷに載せています。

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アップするとこういう配置。

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esri社arcGIS Onlineでのマッピングですが、はい、ご覧の通り『だから何?』という地図の出来上がりです。

ビジュアルとしてもっと鮮やかにデザインして奇麗にすることもできますが、それは別の機会に。

 

 

さて、先日、この様なサイトを立ち上げてみました。

あずまっぷ 板橋区オープンデータカタログサイト

これは、これまでの『マップで見える化』の元データをカタログにした、裏表の関係みたいなページなのですが、とにかく思うのは『情報は出しただけでは何の価値も無い、使われてこそ初めて価値を生む』ということです。

いま、マイナンバー制度の導入に当たりいろいろと情報漏洩と心配の声が上がっていますが、否応無しに積み重なっていく世の中の膨大な情報やデータを最大限用いて社会の無駄や非合理を改善し、尚かつ新しい価値と生産性を創造していかなければ、日本の社会は今後疲弊して生活を支えていくことが出来なくなる!と、思っています。

 

 

高齢者の摂食嚥下・栄養に関する地域包括的ケアについての研究

ひとつ、新しい取り組みを紹介します。

摂食嚥下、つまり食べ物や飲み物をごっくんと飲み込むことですが、この機能が低下すると口から飲食をすることができなくなって、胃瘻になったり、生涯流動食となってしまったりします。

じつは、この摂食嚥下の機能というのは、きちんと治療をして経過観察をすることによって、改善をし食べ物が再び食べられるようになる可能性が大変に高いそうです。しかし、その治療体制が思いのほか進んでいないというのが現状だそう。

そこで、高齢者の摂食嚥下・栄養に関する地域包括的ケアについての研究として、大学病院や歯科医師さんたちの

『摂食嚥下関連医療資源マップ』

の作成のお手伝いをさせて頂いています。

これは全国の医療機関にアンケート調査を行い、

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・訪問診療が出来る施設(診療所より半径16km圏内しか訪問出来ないルールがある)

・嚥下訓練

・嚥下内視鏡検査

・嚥下造影検査

 

のそれぞれが施設で行えるかどうかをマップ上で見える化してあるものです。

9月から立ち上がったばかりですが、大変に反響があり、今後の地域包括ケア(医療、介護が連携して地域全体で効率よくまわす仕組み)にも必ず活用出来るであろうと、参議院厚生労働委員長、丸川珠代参議院議員とも話をしています。

 

行政情報・データというのは、多くの場合が「なんとなく恐くて」使われていない、公開されていないというのが現状です。

しかしながら、こうして各種さまざまな情報がきちんと1枚の地図上に整理して並べられた時、そしてそれが『活用』できる状態で整備されたとき、一気に世の中は動き出します。

この摂食嚥下の取り組みをきっかけにして、全国、日本中、日々の暮らしのあちこちにある無駄や非合理を改善して、尚かつ新しい価値と生産性を創造して、世の中を変えていきたい。それが今の私の想いであり、現在の『地図』という取り組みになっています。

 

行政関係者の皆さんの職場で眠っているデータや地域情報を今後さらに積極的に「くくる」ことが出来るよう頑張りますので、ご支援、アドバイス、そして人の繋がりをどうぞ宜しくお願い致します。

 

板橋区での浸水被害は、4年前の防災マップによる被害想定で予見されてはいましたが。。

2015 年 9 月 15 日

4年前に予見されていた浸水被害。
防災マップ作成者として、苦しく悩んでいます。

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先週の豪雨で床上浸水があった箇所は、地図で言うと右下の赤い暗渠の線上、板橋区坂下一丁目。
青年会議所(JC)と大東大生と地域住民と共に、区に先駆けて作成した集中豪雨の浸水被害予想マップ(板橋区防災マップ参加プロジェクト)には、今回の浸水箇所も記されていました。
「防災マップの真の活用は地域住民が主体となっていかないといけない!」として、5年前にe防災マップ全国優秀賞を獲得したこの取り組みを敢えて継続しませんでした。それが地域住民にとってよかったのか、私には分からないし、被害が抑えられたのかどうかも、分からない。
ただ、予見されていた被害が予想通りに出てしまったこと、それを少しも改善でき得なかったこと。これは事実で、そしてそれを止めるのが本来の私の区議会議員としての責務で。

議会と区役所の誰よりも板橋区の治水に関して調査をし、詳しい自信もありました。ただ、それが単なる知見に留まっていたことは、研究者でなく議員としての責務を全うしていなかったのでは、という申し訳なさと悔しさに、苛まれています。

 

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今回の被害は、6年前に成増3丁目で浸水した原因と同じく、下水(雨水排水)管の目詰まり。暗渠を活用した下水管の下流部で起こる事例、と推測。東京都下水道局さん、早く配管データをオープン化してくださいませ。

 

写真は、国土地理院数値地図の5mメッシュ(標高)のDEMファイルを加工したもの。青色ほど標高が低く、河川からの越水が走る可能性があるという図。

武蔵野大地の北限、崖線の緑 〜成増五丁目公園と旧白子川緑道にて 

2015 年 5 月 4 日

IMG_8181板橋区は武蔵野大地の北の端っこに位置しており、成増を流れる現白子川の工事前、旧白子川の流れは埼玉県と東京都を分ける境目となっています。

 

ここに位置する成増五丁目公園と旧白子川緑道は、私が小学生の頃から遊んでいた場所で、23区でも有数の大変に緑溢れる場所。

当時は相当な区の予算を付けて整備したはずで、電灯や柵がとても今では考えられないくらいに凝った作りのものを使用しています。

 

 

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今は昔。

当時はアスレチック器具(老朽化して撤去?)、川のせせらぎ(諸事情で水は流していない)、通称タイヤ公園(遊具としてタイヤが並んでいたけれど今は看護学校に)があったのに、知る人ぞ知る、というより埋もれてしまっている公共資産となっている現在。

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せっかくの設置にも関わらず、その後の管理や地域での取り組みへの誘導が甘かったと言わざるを得ない、過剰投資となってしまった状況です。

 

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この状況を改善する一つの策としては、現在は半径500m以内であろう利用者圏域を半径1kmに拡大すること。それで東上線成増駅と、三園1丁目まで入ることになります。

そのためには、自転車と徒歩でなく、もう一つのアクセスルートが必要に。バスですよね。

それと同時に、周知と情報発信が必要。

ただあるだけでコンテンツの魅力は十分なのか、それともイベントが必要なのか。また実施主体は行政か地域か、外部か。

 

 

 

 

今は公園だけ、の問題であるようなこの問題でも、実は政策やきっかけは単体で存在しているわけではなくて、多重の点と多層の面のレイヤーで繋がっています。

うーん、分かりにくいですね、つまり全ての地域課題への解決方法に、共通の道が一つある、ということ。

一縷の望みをかけて、取り組んでいます。

 

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3期目の議会活動が始まります。設計先行型のまちづくりに対して

2015 年 5 月 4 日

 

あらためまして、今回の選挙では4,396票を頂き当選致しました。

心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

眼前にそびえる政治課題の巨壁に怯まず、勇気を持って責任を果たします。

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今後の4年間、板橋区はインフラを中心として大きく都市の構造、そして人の流れが変わり出すことが予想されます。

その際に、どれだけ効率的に無駄なく、利益を最大化出来るか。またどれだけ長期的・広域的な視野に立って設計出来るかが、極めて重要です。

 

 

 

 

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選挙中にもうったえていた内容、皆さんが『あぁなって欲しい、こんなことになって欲しい』という理想の街の、更に上をいく現実がやってくるかも知れません。それもすべて今後の4年間で決まります。

設計先行型で、地域のライフスタイルが大きく変わる。しかしいいことばかりじゃないかも知れない。

いまそこにある現実、今ここで暮らしている感触、この声の代弁が私の責務です。

4年後もまた笑顔でこの街に暮らしていられるように、更なる誇りを持って暮らしていけるように、しっかりと務めて参ります。