板橋区議会議員 坂本あずまお あずまお日記

7月20日 板橋区農業委員としての一年間

2017 年 11 月 15 日 水曜日

この7月で板橋区農業委員としての1年半の職務が終わった。

もともと生まれが農家の出だし(といってももはや畑はないが)、JA東京あおばの青壮年部にも所属しているので、都市農業の当事者としてより深く関わりを持ち、理解も深めることができた。

都市農業における問題点。

畑への宅地並み課税、相続発生時の税金対策、生産緑地指定更新の迫る期限、多品種小ノットゆえの安定供給確保の難しさ、後継者不足など沢山ある。その多くが国の税制に依るものが多いが、区と農業の当事者としては地道にこつこつとやってきた。

平成21年22年あたりから、区内で生産された野菜を学校給食に卸し地産地消の野菜を子供達に食べてもらう仕組みを作ることができた。少量ではあるが、ことわざ『三里四方の野菜を食べろ』が実現できていると思う。

そのあと、区と農協と農業委員会と地域農家が協力して、地野菜ブランド「志村みの早生大根」の作付けを始めた。これはまだ安定共有に向けた作業の途中。

これからは、『生産緑地の2020年問題』と呼ばれる、大きな壁にぶつかることが想定される。

行政として生産緑地の最低面積を500平米から300平米にかえるなどの対応を取ったが、とても解決には及ばない。あと3年、ちょうど東京オリパラの年、東京の農地を発端とする諸問題(地価暴落、不動産物件の供給過多、農地消滅による自然の減少)などを発生させないために危機感をもった対応が急務である。

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こんな現状の中で、農業委員を務めた。

実は同時に退任をされた農業委員長の方は、私の祖父・由五郎が30年務めた農業委員を退任すると同時に入れ替わって着任されたそう。

30年50年単位で、農は動いているのだと、ご先祖様や祖父から遠く指導を受けていたかのような気がしている。

 

 

写真は、育てているレモンに咲いた花