板橋区議会議員 坂本あずまお あずまお日記

公立小中学校〜教室の冷房と体育館の冷房。どっちが優先?

2018 年 12 月 13 日 木曜日

小中学校体育館の冷房設置。

各地で今年も大規模災害が発生しました。特にとんでもない猛暑だった今年は、体育館に避難した際の暑さがそれ自体もう災害というレベルでした。

板橋区でも公立小中学校の体育館は避難所指定されています。

この体育館、新しい箇所には暖房が設置されている場所もありますが、実は冷房設置は小学校だと1校しかありません。

区議会ほぼすべての会派から「早急に学校体育館への冷房設置を強く求める」との声が上がっています。しかし、なかなかすぐにyesとはいきません。以下状況を整理しますと、

1)災害対策でなく学校教育施設として考えると、ちょうどいま区内全校の普通教室冷暖房の機器更新の時を迎えており、リースにするのか買取にするのかの瀬戸際であること。体育館か教室かを考えれば一番長い時間を過ごす教室への設備投資がまず優先になる。

2)体育館の設備は古いところも多く、窓のサッシや構造上、冷房機器を入れても極めて効率が悪く電気代がとんでもないことになる箇所が多い。夏場の体育や部活で冷房が効いていればありがたいが、それならば移動式冷風機を複数購入した方がよっぽど涼しく効率的で金額も安い。(バトミントンや球技への影響はあるでしょう。)

3)大規模災害発生時を考えた時、周辺住民が避難してくる時系列、電力が復帰するであろうタイミングなどを鑑みると、体育館よりも普通教室への長期避難の方がプライバシーや熱効率的に有用で、すでに設備は揃っている(更新の時期ではあるけれど)。

4)国費で冷房機器の設置費用助成、と安倍首相が発言されましたが、助成といっても全額でなく、設定費用や10年後の買い替え時には結局自腹となって相当な自主財源負担が発生する。

などから、私自身はそこまで強く推進することには反対でした。そりゃあった方がいいに決まってるけど、極めて限られた学校予算の中で負担が大きすぎるし効率性に問題がある。

さて、そう思っていましたが、ここ一月ほどの委員会質疑と昨日今日の本会議答弁で、若干のニュアンスが変わってきている気がします。「検討する」とのこと。

もしかしたら、都区財調協議の中で体育館冷房設置に関する取り組みが23区共同でなにかされるのかもしれません。

年明けの予算プレス発表時にはなにか動きがあるかもしれません。

写真の財政白書と外交青書は、今日読んでいたもの。グーグルで調べて、なんで外交だけ青書と呼ぶのかと、ついさきほど知り得ることができました。