板橋区議会議員 坂本あずまお あずまお日記

2013 年 4 月 のアーカイブ

苦海浄土 〜苦しみの海を再び甦らせる、人、大地 水俣市視察にて

2013 年 4 月 13 日 土曜日

先月末に水俣市を視察した際、水俣市立水俣病資料館を訪問した。

工場から垂れ流しにされた有機水銀が不知火海へ拡がり、豊饒の海で獲られた汚染魚は、新鮮な魚として人のくちへ。

そして、人類史に残る公害、水俣病が発生した。

 

ここまでの歴史は当然知っていたし、水俣市役所でレクチャーを受けた上での資料館だった。

けれど、これほどの強烈な衝撃を受けた資料館は他になかった。

 

奇病が発生してから、原因が突き止められるまで。

そして、その企業に地域経済の多くを依存していた小さなまちの市民が次々と命を落としていく。

母胎に溜まった毒物は赤子がすべてを引き受けて生まれてきてくれる。

その後生まれてきた子どもたちや母親には、発症しない。

裁判は続く、しかしそれでも工場と企業はこのまちに地域経済の核として存在し続ける。

汚染されたヘドロにまみれた海と大地は、広大な面積を埋め立てられコンクリートで固められる。

おそらく半永久的に埋め立てられたままのこの汚れたヘドロは、海沿いの公園として整備されて、輝く海と面している。

元々は入り江だった高台の上に、水俣病資料館はこの公園を見下ろす様に建っている。

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水俣病患者の記録を綴った、『苦海浄土 わが水俣病』をいま読みだした。

約40年前の本とは思えないほど生々しさが伝わり、今なおの苦しみだけでなく、例えば被爆に関してでもこれは知っておかなければならない歴史の事実だと思う。

 

一度汚れた国土でも、人の浄き心は大地をもとの姿に戻す。

 

すごく重く、大切な感覚を得た視察だった。

 

4月になりました。

2013 年 4 月 2 日 火曜日

平成25年度になりました。

区役所も新しい人事や組織体制でスタート、近隣の小学校も校長先生方が変わるなど、心機一転の様相です。

 

このホームページもリニューアルされ、自分自身もこれまでまとめ切れていなかった政策や活動に、新たに取り組み直す所存です。

 

今年は都議選参議院選もあり、さらに慌ただしい日々が続きますが、どうぞ本年度もよろしくお願い致します。

 

あずまお