板橋区議会議員 坂本あずまお あずまお日記

区政の見える化、情報の見える化を目指して 〜 例:予算要望会(いわゆる陳情)からの政策立案はどうしてるの?

2016 年 8 月 13 日

ずっとテーマとして追い続けている「見える化」。

政治って、議員って、なんとなくいるけれどよく分からない。よく見えない。

それだけでなくって、世の中の大事なことって何となく気づいてはいるけれど、一番大切な潮目や変化が「見えず」に、見逃してしまう。

議会でも政治でも選挙でも、もっと言えば出会いでも別れでも、肌で感じられていた潮目を見逃してしまったら後悔のかたまりになってしまう。

 

だから、政治の”見える化”とは、「日常の業務を発信していくこと」「一目でわかるビジュアル品を用意すること」「スマホやタブレットに情報を届けること。」このあたりが今の時代のキーなのかなと思う。

以下は、少し長いけれど、区議の現場ってどうなっているのかの実録を。

 

 

先日、自民党の板橋区議団で区内各種団体からの予算要望調査会が二日間にわたって開催された。

毎年行われているものだけれど、今年は私自身が政調会長という役回りもあり、一応の取り仕切り役。けれど選挙明け直後に開催予定にしていたということもあり、区議団の仲間におんぶに抱っこのしつらえ(本当に、自民党区議団の仲間の皆様、ごめんなさい)の中、 数十の様々な団体さんが、それぞれ抱えられている困り事や悩み相談、陳情や要望をぶつけに来てくださった。

 

ここで、単なる陳情受付屋の権力ブラックボックス(なにか、聞いたことありますね)でなく、どうやって政策として繋げていっているのかを一つ例示してみたい。

まず私が担当した薬剤師連盟さんからは、大規模災害発災時の協力体制を構築しておきたい。そのための連絡ツールを平時から整えておけないものか。という意見が寄せられた。区としては災害時の支援協力団体の登録は進めているけれど具体性に乏しいのが現実、確かに承った。

続いて歯科医師連盟さんからは、区民の歯科定期検診をもっと増やして未病:口腔内の除菌がすすむと内臓疾患が減少するというエビデンスをもっと広めて、区民の健康増進に寄与したい、そのために、検診の助成金とアナウンスに協力してほしいとのこと。ここで私がいつもいうのは、「歯医者に行くことそもそも怖いし、痛くないのに行かないよ。それにどこの歯医者でどんな定期検診をしてくれるのか、どこにいい歯医者があるのか、ネットの口コミだけしか探すあてがないから、困ってるのよ、区民は」と。だから逆にこちらからは歯科医師会さんが持っているデータを提供してくれれば、摂食・嚥下医療資源マップを活用して、あずまっぷ、作りますよ。と。

そして、肢体不自由児父母の会さんからは、発災時において、重度身体障害者のお子さんや大人は身の安全を守ることも避難場所に行くことも難しく、電源の確保も考えなければならない。民生委員さんが担当して安全かどうかの確認をしてくれるのだけれど、実際には民生委員さん一人で何十人も担当をしている上では、なにか解決方法はないものか、との相談を受けた。

もともと私としては、東京都マターの民生委員さんではあるけれど、民生とケアマネ、介護士、また訪問看護や介護の従事者はみな必ずタブレットを持って患者:顧客データを管理していかなければいけない。それは情報の蓄積にしても正確性としても時間と負担の軽減としても、もはや導入していないことの方が考えられない。そのためのハードとソフトの整備を早急に!と訴えつづけていた。

 

そこで、これらの話すべてを総合させて、どこが管理者権限を持つかは別にして、区がすでに用いている災害時緊急安否確認メールシステムを転用しつつ、その安否情報をタブレットの地図上で目視でき、要援護者側から返答のないポイントへ医療側がトリアージで確認と救出へ向かう、これくらいなら区の行政レベルでそこまで費用かけずに数年以内に構築可能なのでは?と立案のプロセスを一考。

で、各団体へ逆にどこまで協力していただけるかその場でこちらから伺い、ソフト・ハードの整備費用と人材確保含めて固まり次第ご連絡する、という事ですすめている。

この一例は、健康福祉委員会の分野に関するやりとりの一部ではあるけれど、陳情を受けても聞きっぱなし、ということはまずない。

 

 

 

とみに最近『利権の権化:自民党への陳情』みたいな、根拠のない悪代官の口利きテイストがマスコミを賑わしているので、ありもしないことを疑われる前に、これからは自民党として、板橋区議会自由民主党議員団政調会として、活動の見える化と、政策立案のプロセスをよりビジュアル化していくことに努める所存です。

伝統文化 継承されるもの、消えゆくもの ”消滅文化”に直面する当事者として

2016 年 4 月 24 日
毎年、私は地元神社での神楽舞・獅子舞奉納で年越しと新年を迎えます。
また、1月3日には恒例の『町内回り』(獅子舞、おかめひょっとこ、大黒天などが家々のお座敷に上がり新年を祝って回ること)に出ます。毎年15軒ほどでしたが、それでも朝から日の入り過ぎまでかかります。
今年6月には、『里神楽の夕べ』という舞台を行わせていただきます。板橋区教育委員会との共催として郷土芸能の発表の場をなんとか確保し、地域に暮らす方にその存在を知ってもらうべく2年に一度開催しています。
板橋区内には、他にも成増や徳丸、大谷口地区に伝統的な『町内回り』が存続していますし、都内にもまだまだ多くの地域で行われている伝統行事です。
皆さんから「素晴らしい」「続けて欲しい」というありがたい言葉を頂戴するのですが、当事者が直面している”文化の継承”というのは、易しいものではありません。言葉は悪いですが「目前で死にゆく希少動物の、出来る限り多くのDNAを冷凍保存して、寿命が全うするのをただ待つ」状況に似ています。
板橋区の郷土芸能を体系的に見ると、
お囃子のみ
お囃子と獅子舞
お囃子と獅子舞と、もどき、恵比寿大黒の福徳の舞程度
上記+神楽舞
と、各団体に特徴があります。さらに、獅子舞には直立して太鼓を持って舞う獅子(徳丸北野神社や諏訪神社の田遊び、北方系の流れ?カラスなどの綺麗な羽根を頭部につけるのが特徴)と、江戸流相模流などの、唐草模様の布をつけた金頭・赤頭の腰を曲げて舞う獅子(擬人的な舞でなく、ネコ科の動きをする)ものに分かれます。
(実はこの、北方南方東西南北さまざまな神事が地域の神社に結びついているのが板橋・戸田地域の特徴なのですが、これはまた別の機会に。)
が、武蔵の国北豊島郡赤塚村大字成増の獅子舞当事者としては『死にゆく伝統文化』のDNAをいかに冷凍保存して、後継者のいなくなった終末を迎えるか。が、今抱えている大きなテーマです。
100年200年の継続では、郷土芸能はいつでも消滅し得るのです。「魅力なき文化は世から去れ」「創造と破壊に耐えない芸事は消えよ」「ビジネスにならないコンテンツはいらない」。私自身がいつも自分への投げかけも含め、議会で言っています。
しかし、そのために必死で動いています。
世の中は欲望の塊で、みな欲張りです。
例えばお隣豊島区では文化創造都市として、ユネスコの未来遺産やcrative cityとしてにしすがも創造舎、池袋モンパルナスや劇場の設置など、素晴らしい取り組みが行われています。私は世界的なcreative cityの動きがとても好きです。
しかしここに、金儲けと欲望と私利私欲を狙ってくる人間は当然多いのでしょう。豊島区さんがとは決して言いませんが議員さんや関係者さんには色々な話が来てしまうかもしれませんし、議会行政自体も、やれアニメやら、やれマンガやら、目先の人参に踊らされることもあるのでしょう。
目先に転がるコンテンツや儲け話と、生まれ育った土地のDNAに響く郷土文化と。
両方好きで、両方大切で、結構。それが大事。
しかし真実、”文化”としての格を持ち、徳を与え、一生涯その人の人生に喜びと魂鳴をまき起こす「声」を私は発していきたい。

公開から活用へ。活用するための基盤整備と取り組み。『摂食嚥下』について。

2015 年 9 月 21 日

さて、板橋区では『オープンデータ』と銘打って、行政データを順次ダウンロード出来るかたちで公開しています。

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で、ここにアップしてあるデータを一度、地図に落として見える形にしてみたのが、下の図。あずまっぷに載せています。

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アップするとこういう配置。

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esri社arcGIS Onlineでのマッピングですが、はい、ご覧の通り『だから何?』という地図の出来上がりです。

ビジュアルとしてもっと鮮やかにデザインして奇麗にすることもできますが、それは別の機会に。

 

 

さて、先日、この様なサイトを立ち上げてみました。

あずまっぷ 板橋区オープンデータカタログサイト

これは、これまでの『マップで見える化』の元データをカタログにした、裏表の関係みたいなページなのですが、とにかく思うのは『情報は出しただけでは何の価値も無い、使われてこそ初めて価値を生む』ということです。

いま、マイナンバー制度の導入に当たりいろいろと情報漏洩と心配の声が上がっていますが、否応無しに積み重なっていく世の中の膨大な情報やデータを最大限用いて社会の無駄や非合理を改善し、尚かつ新しい価値と生産性を創造していかなければ、日本の社会は今後疲弊して生活を支えていくことが出来なくなる!と、思っています。

 

 

高齢者の摂食嚥下・栄養に関する地域包括的ケアについての研究

ひとつ、新しい取り組みを紹介します。

摂食嚥下、つまり食べ物や飲み物をごっくんと飲み込むことですが、この機能が低下すると口から飲食をすることができなくなって、胃瘻になったり、生涯流動食となってしまったりします。

じつは、この摂食嚥下の機能というのは、きちんと治療をして経過観察をすることによって、改善をし食べ物が再び食べられるようになる可能性が大変に高いそうです。しかし、その治療体制が思いのほか進んでいないというのが現状だそう。

そこで、高齢者の摂食嚥下・栄養に関する地域包括的ケアについての研究として、大学病院や歯科医師さんたちの

『摂食嚥下関連医療資源マップ』

の作成のお手伝いをさせて頂いています。

これは全国の医療機関にアンケート調査を行い、

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・訪問診療が出来る施設(診療所より半径16km圏内しか訪問出来ないルールがある)

・嚥下訓練

・嚥下内視鏡検査

・嚥下造影検査

 

のそれぞれが施設で行えるかどうかをマップ上で見える化してあるものです。

9月から立ち上がったばかりですが、大変に反響があり、今後の地域包括ケア(医療、介護が連携して地域全体で効率よくまわす仕組み)にも必ず活用出来るであろうと、参議院厚生労働委員長、丸川珠代参議院議員とも話をしています。

 

行政情報・データというのは、多くの場合が「なんとなく恐くて」使われていない、公開されていないというのが現状です。

しかしながら、こうして各種さまざまな情報がきちんと1枚の地図上に整理して並べられた時、そしてそれが『活用』できる状態で整備されたとき、一気に世の中は動き出します。

この摂食嚥下の取り組みをきっかけにして、全国、日本中、日々の暮らしのあちこちにある無駄や非合理を改善して、尚かつ新しい価値と生産性を創造して、世の中を変えていきたい。それが今の私の想いであり、現在の『地図』という取り組みになっています。

 

行政関係者の皆さんの職場で眠っているデータや地域情報を今後さらに積極的に「くくる」ことが出来るよう頑張りますので、ご支援、アドバイス、そして人の繋がりをどうぞ宜しくお願い致します。

 

板橋区での浸水被害は、4年前の防災マップによる被害想定で予見されてはいましたが。。

2015 年 9 月 15 日

4年前に予見されていた浸水被害。
防災マップ作成者として、苦しく悩んでいます。

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先週の豪雨で床上浸水があった箇所は、地図で言うと右下の赤い暗渠の線上、板橋区坂下一丁目。
青年会議所(JC)と大東大生と地域住民と共に、区に先駆けて作成した集中豪雨の浸水被害予想マップ(板橋区防災マップ参加プロジェクト)には、今回の浸水箇所も記されていました。
「防災マップの真の活用は地域住民が主体となっていかないといけない!」として、5年前にe防災マップ全国優秀賞を獲得したこの取り組みを敢えて継続しませんでした。それが地域住民にとってよかったのか、私には分からないし、被害が抑えられたのかどうかも、分からない。
ただ、予見されていた被害が予想通りに出てしまったこと、それを少しも改善でき得なかったこと。これは事実で、そしてそれを止めるのが本来の私の区議会議員としての責務で。

議会と区役所の誰よりも板橋区の治水に関して調査をし、詳しい自信もありました。ただ、それが単なる知見に留まっていたことは、研究者でなく議員としての責務を全うしていなかったのでは、という申し訳なさと悔しさに、苛まれています。

 

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今回の被害は、6年前に成増3丁目で浸水した原因と同じく、下水(雨水排水)管の目詰まり。暗渠を活用した下水管の下流部で起こる事例、と推測。東京都下水道局さん、早く配管データをオープン化してくださいませ。

 

写真は、国土地理院数値地図の5mメッシュ(標高)のDEMファイルを加工したもの。青色ほど標高が低く、河川からの越水が走る可能性があるという図。

武蔵野大地の北限、崖線の緑 〜成増五丁目公園と旧白子川緑道にて 

2015 年 5 月 4 日

IMG_8181板橋区は武蔵野大地の北の端っこに位置しており、成増を流れる現白子川の工事前、旧白子川の流れは埼玉県と東京都を分ける境目となっています。

 

ここに位置する成増五丁目公園と旧白子川緑道は、私が小学生の頃から遊んでいた場所で、23区でも有数の大変に緑溢れる場所。

当時は相当な区の予算を付けて整備したはずで、電灯や柵がとても今では考えられないくらいに凝った作りのものを使用しています。

 

 

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今は昔。

当時はアスレチック器具(老朽化して撤去?)、川のせせらぎ(諸事情で水は流していない)、通称タイヤ公園(遊具としてタイヤが並んでいたけれど今は看護学校に)があったのに、知る人ぞ知る、というより埋もれてしまっている公共資産となっている現在。

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せっかくの設置にも関わらず、その後の管理や地域での取り組みへの誘導が甘かったと言わざるを得ない、過剰投資となってしまった状況です。

 

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この状況を改善する一つの策としては、現在は半径500m以内であろう利用者圏域を半径1kmに拡大すること。それで東上線成増駅と、三園1丁目まで入ることになります。

そのためには、自転車と徒歩でなく、もう一つのアクセスルートが必要に。バスですよね。

それと同時に、周知と情報発信が必要。

ただあるだけでコンテンツの魅力は十分なのか、それともイベントが必要なのか。また実施主体は行政か地域か、外部か。

 

 

 

 

今は公園だけ、の問題であるようなこの問題でも、実は政策やきっかけは単体で存在しているわけではなくて、多重の点と多層の面のレイヤーで繋がっています。

うーん、分かりにくいですね、つまり全ての地域課題への解決方法に、共通の道が一つある、ということ。

一縷の望みをかけて、取り組んでいます。

 

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3期目の議会活動が始まります。設計先行型のまちづくりに対して

2015 年 5 月 4 日

 

あらためまして、今回の選挙では4,396票を頂き当選致しました。

心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

眼前にそびえる政治課題の巨壁に怯まず、勇気を持って責任を果たします。

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今後の4年間、板橋区はインフラを中心として大きく都市の構造、そして人の流れが変わり出すことが予想されます。

その際に、どれだけ効率的に無駄なく、利益を最大化出来るか。またどれだけ長期的・広域的な視野に立って設計出来るかが、極めて重要です。

 

 

 

 

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選挙中にもうったえていた内容、皆さんが『あぁなって欲しい、こんなことになって欲しい』という理想の街の、更に上をいく現実がやってくるかも知れません。それもすべて今後の4年間で決まります。

設計先行型で、地域のライフスタイルが大きく変わる。しかしいいことばかりじゃないかも知れない。

いまそこにある現実、今ここで暮らしている感触、この声の代弁が私の責務です。

4年後もまた笑顔でこの街に暮らしていられるように、更なる誇りを持って暮らしていけるように、しっかりと務めて参ります。

 

 

 

 

 

地域課題2 都営成増アパート(成増団地)の跡地活用。多目的スポーツグラウンドの整備を!

2015 年 4 月 24 日

都営成増アパート、通称成増団地。ここは現在建て替えがすすみ5月に向けて引っ越し作業が続いています。

そして、これまでの団地建物の用地、約2.8haが跡地活用されることになっています。

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その土地の一部、今は更地になっているエリアには来年に民設民営の保育園、再来年に児童館と世代を超えた交流が可能な区施設が完成する予定です。

 

ですが、残りの約2ha分はまだ活用方針が決まっていません。

この場所に何が出来るのか。これが今後の成増団地だけでなく周辺の地域経済と人の流れを決定する、大変に重要な問題なのですが、近隣の方々の間でこの問題について正式に話し合われたことは一度もありません。

このままでは、東京都の意向で地域に何の必要もない施設が出来上がってしまうことが考えられます。

 

私はここに、スポーツグラウンドを整備したいと考えます。

なぜか。

それは、ここにはすでに野球やローラースケートなどのスポーツが根付いています。また、周辺ではいま荒川河川敷で行われているサッカーと野球が、雨が降るたびに競技出来ない状態となってしまっています。しかもそのグラウンドを板橋区のチームだけでなく、新宿区や都心区からもわざわざグラウンドがないためにやってきて奪い合っている状況があります。

東京全体の利益をみても、この場所に大規模スポーツグラウンドができることで、成増周辺の子供や大人のスポーツに触れる機会が格段に増えるだけでなく、あちこちから成増に人がやってくることになります。

これは、地域にとっても大変に有用です。そうすれば成増団地前にはもっとバスが通り、タクシー停車場が再びでき、団地=高齢化ではなく、団地=新しい地域の賑わいの象徴とさせることができるからです。

 

地域の活性化のために全力で働きます。

地域課題1 成増駅前の再整備!

2015 年 4 月 24 日

・改修もままならない北口ロータリーの現状。雨の日でも大きな荷物でも使い勝手のよい真のバリアフリー駅にします

バブルの末期、昭和の終わりに設計開発された成増駅北口ロータリーは、板橋区で初めての市街地再開発事業としてこれまで板橋区の中心的な市街地として賑わってきました。

http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/006/006074.html

http://tokyo.itot.jp/narimasu/interview/interview02

しかし、開発から30年経ったいま、このロータリーの施設と交通結節点としての役割は、足元から崩れ出しています。

IMG_8043足元はバブル期の高級タイル、もう在庫がなくて交換出来ず、点字ブロックも含めてコンクリで埋められています。

雨が降ると水たまりができ、足はびしょびしょに。また、一部分にしかない屋根に向けて、傘を挿した人が一斉に流れていきます。

一番人通りの多い動線には、急な20段の階段がそびえています。

 

完成から約25年、公共施設の維持管理更新は、長期的な視野に立ってしっかりと足元から取り組みます。

『今この駅を利用する方々の使い勝手』を向上させます。

 

 

・成増駅北口の自転車・バス・タクシーの現状を見直し、再整備に取りかかります

成増駅のロータリーは、開発当初の状況から交通量が大きく変化しました。バスのバス待ち、銀行と西友前の自転車、がらんと空いたタクシープール。

自家用車での送迎、停めるところも降ろすところもありません。

実は市街地再開発事業で建設されたこのロータリーは、たとえ区道であろうとも勝手に設計変更をすることが出来ない縛りがあります。

この『法の壁』を乗り越えて、成増駅が以前のように板橋区だけでなく地域の交通結節点として機能させます。

東京のはじっこの板橋区、板橋区のはじっこの成増。そうではなく東京中や日本中からこの成増地域に視線がむくような『大化け』した街の発展を5年以内に実現を目指します。

 

・ 成増駅南口、駐輪場を増やさねば! 商店街の賑わいを進化させる!

成増駅南口周辺の駐輪スペースは、今でも既に必要台数の6割近くしか満たしていません。今後駅直結ビルや駅周辺商業施設の開発が進むとさらに駐輪場は不足します。これまでのやり方と大きく手を変えて取り組まなければなりません。様々な手段を用いて対応します。

また、成増の商店街振興に足りていないのは、女性の視点。カフェ、ランチ、雑貨屋などの居場所作りだけでなく、子育て中のお母さんがちょっとした時間だけでも子供を預けて買い物出来る託児所が必要です。駅前への保育・託児施設の誘致に取り組みます。

 

・踏切の渋滞、危険性、これらを一気に排除出来る、東上線立体化への道!

数十年にわたり、板橋区内の開かずの踏切や事故の多さはどこの駅を問わず大変な課題でした。いま、大山駅から立体化の話がスタートしています。成増駅までこの立体化の話を繋げられるのかどうか、これは地域の盛り上がりにかかっています。

私は、成増駅のホームを一段下げて半地下にすることで、駅前周辺の渋滞解消と交通安全、そして南北の商店街が一本に結びつくと考えます。

機運を盛り上げていきます。

議員を志したきっかけ 立候補への決意

2015 年 4 月 18 日

志し

板橋区成増で生まれ育ち、小さい頃から近所のおじいちゃんおばあちゃん達に面倒を見てもらいました。

cover005その時教えてくれた地域の歴史はとてもおもしろいものでした。地名の由来、戦前まであった川で遊んだこと、底なし沼があった場所、マンションの下に遺跡が埋まっているなどなど、上げたらきりがありません。

また、板橋の郷土芸能『成増里神楽・獅子舞』の継承者として5歳の初舞台以降、多くの神社や慶事で獅子を舞っており、阿波おどりは30年来のお囃子担当です。

 

 

 

高校を卒業後、私は単身トルコと英国の大学へ進みました。

 

DSCF0487_2イスラム・欧州双方の文化に直に触れ、またテロや海外での被災も体験した8年。卒業後は中国での浄水事業に関わりましたが、これらの経験で得たことは『異なるものを理解する術』です。

まったく異なる文化・習慣・歴史の中で生きてきた人々と相互に理解をし合うことの難しさ、そして可能性。

そこには新たな創造性が生まれてくる希望があると同時に、衝突を乗り越えて右の正義・左の正義を結びつけるのが政治の果たす役割だ、と感じました。

これが、私が政治の道を志したきっかけです。

 

 

板橋区議会自民党の最年少28歳で議員となり、2期8年。現在36歳。

日本の伝統、異国の文化。この双方に包まれたからこそ感じることがあります。

それは「古いものに固執・誇示するだけでは何も生まれない。伝統は新しい息吹と相まって漸く時代にあった新しい価値を生み出す。」ということです。

新しい希望の創出こそ、私達の暮らしに明るく楽しく元気な“今”と“未来”をもたらすのです。

 

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新しい暮らし、板橋区が変わります。

 

実は板橋区生まれ板橋区育ちの区民は全体の約2割。1年間で4割の人口が流出入をすると言われています。お仕事、学業、家族の転居など多くの理由で板橋区に『今』暮らす方々が、この街を支えています。

駅前開発、家庭教育、医療と介護、防災力。

今を生きる皆様の知恵とお声で、この街の魅力・底力を高めたい。板橋への愛着とともに、新しい暮らしの創造を実現させます。

 

10年後のいたばし 長期基本計画審議会にて今期4年間の議会活動を終える。

2015 年 3 月 27 日

今日開催された長期基本計画審議会にて中間答申案がまとまり、区長に提出された。

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この『長期基本計画』というのは、20年に一度、板橋区がどのように進むのか、何を目標として掲げるのか、どんなまちが望ましいのか、を区民・議会・行政・学識が一体となって議論するもので、

『いきいき暮らす緑と文化のまち“板橋”』

という標語を決定したのがこの審議会。

20年に一度、だけれど、これだけ変化の早い時代の中では10年経った今年度に一度見直しが必要だ、ということで約1年間にわたり開催されてきた。

実は、どうしてもこの審議会には参加をしたく、自民党区議団の幹事長にお願いをして審議会委員にしてもらったほど、思い入れの強い会議。ようやく今日が選挙前最後の会議であり、中間答申案の提出となった。

 

 

緑という自然環境、四季折々の姿を示すこの郷土に、歴史・伝統の継続性によって文化が栄えてきた板橋区。

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10年後のいたばしに向けて『いきいき暮らす緑と文化のまち板橋』の標語を具体的にどう実現していくのか、そもそもこの方向性は正しいのか。そこで出てきたのが、『未来をはぐくむ緑と文化のかがやくまち“板橋”』という標語である、と今回の審議会で答申がされた。

 

私にとって緑と文化とは、春夏秋冬・季節という継続性、切れば終わりの刹那的要素、この両方が織りなしてきた姿だと思ってる。

それが革新的な新しき創造性(Creativity)を生むとき、未来を輝けるものにするのではないだろうか。

 

10年経っても普遍的に重要なこと、10年の間に発生するだろう革新的で創造的なこと、この二つに一本の政策的な筋道をつけるのだから、広がりすぎた大風呂敷をまとめるような大変な作業となる。

願わくばもう少し膝をつめて密な議論をしていきたかったが、それこそ将来を議論することは永続的に繰り返していくべきこと。

仲間と共に、将来を明るく輝かしい未来とするために、緑と文化とともに、その創造力を発揮させていきたい。

 

 

今日で、2期目4年間の議会での仕事が終了した。

まだまだ、政策創造の道は続いていく。これからも一歩一歩前へ前へ進んでいくために、歩き続ける。

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