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第2回 大橋ジャンクション建設現場の見学会
平成21年11月18日

 平成19年9月に引き続きまして平成22年3月開通に向けて着々と建設が進んでおります目黒区・大橋ジャンクション(以降「大橋JCT」とする)建設現場を見学して参りました。
前回は、ローマ・コロッセオに似た巨大なループ状の建造物が私たちを迎えてくれましたが、今回はその横にプリズムタワー(27階・99m)が建設されて、より迫力が増しておりました。

建設現場に入ると東京都建設局大橋建設グループの方が丁寧に迎えて下さりショールームに案内され「大橋JCTの概要」について30分程度の映像と説明を受けました。















☆大橋JTCの概要につきましては首都高速中央環状線ホームページ坂本あずまおオフィシャルページ活動報告をご覧下さい。

ループ状内側へ。
 前回来た時は、クレーンやダンプなどの工作機が沢山あったり、足元には鉄板が敷いてあり見学するにも細心の注意をしながら見学していましたが、工事も最終段階ともあり広々としていました。またループ自体も半分位しか完成していなかったのですが、今回は35mの壁に囲まれ大橋換気場の建設も進んでおりました。大橋換気場は大橋JCT内の排気ガス等の換気をするところです。換気場の内部は見学できませんでした。このループ内側には換気場の他に敷地の約1/3を地域の為の広場が用意されるそうです。

ループ内部へ。
 (右写真)2段になっているトンネルを見て「車道にしては狭いなぁ」と思っていたら実は換気口とのことでした。換気口にしては大きいなぁと大きさにビックリ。この換気口は2段になっており排気と送気の役目をし、大橋換気所に通じている。
 換気口を過ぎるとすぐ横に車道があり車道を見学。7%の勾配がついているとは聞いていたものの、なにやら歩きづらい気がしていたら、車道に外側上がりのバンクがついていました。高速道路のバンク角がこんなにキツイものとは初体験しました。
 
消火設備を発見。50m間隔で設置しており、消火器や泡消火栓・押しボタン式通報装置が完備されるそうです。完成時には火災感知器やテレビカメラ・拡声放送スピーカーなども設置予定とのことでした。

 標識がまだ設置されておりませんでしたが、見やすく安心して走行ができるように設置するとか。路面についても「青いゼブラ車線は東名高速方面」、「赤いゼブラ車線は都心方面」と色分けして走行中の紛らわしさを解消してくれるようです。
この色分けは、都心方向は渋滞しているというイメージで赤、東名方面は渋滞が無いというイメージで青だそうです。


ループ最端へ。
ココからは立ち入り禁止。ここは、首都高3号線と大橋JCTを繋ぐ出入り口です。この先には地上の接続部となる連結路があり日本に数台しかない800tクレーンで連結部を吊り上げ接続したそうです。
また、将来こちら側に再開発ビル(42階・156m)が建設されるそうです。
そして、この地下では2013年開通に向けて中央環状品川線のトンネル工事が進められている。この場所だけで空・地上・地下で同時に工事が進められているのです。この品川線が開通すると高速湾岸線・大井JCTまで直通となるわけです。渋滞は、どれだけ減ることができるのでしょう。楽しみです。

ループ屋上へ。
現在の屋上はご覧の様子(右写真)ですが、計画では屋上は緑化され一般開放されるそうです。現状7%勾配も歩道を緩やかな蛇行をさせることにより勾配5%にして車椅子の方でも利用できる空間に仕上げるそうです。
それにしてもこの絵は何でしょう?これは「大橋ジャンクション屋上キャンパス」というプロジェクト。公園整備をする前に何か利用できないかということで大きなキャンバスを小学生に開放してお絵かきをしてもらうという面白い企画でした。きっと子供たちは大橋JTCを通る度、見る度に思い出すのでしょうね。


最後に、これ(左写真)は何でしょうか?この黄色の物体は、シールドマシーン(トンネル堀機)の刃部の一部です。直径13m・重量2000tのシールドマシーンがトンネルを1日に45mのスピードで掘削していたそうです。

開通してからでは見学ができない貴重な機会を与えて下さった東京都建設局大橋建設グループ関係者の方々に感謝いたします。


筆:和と美メンバー 井上

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